犬用自然食・生食専門店 クレストファーム

自然食効果 良質な蛋白質と脂質

早速、ブログ更新がまばらですね(汗)
申し訳ありません。

先日、過去に私の犬舎から譲渡した子のオーナー様から大変嬉しいメールを頂きました。

9歳と11歳になるポメラニアンの女の子達なのですが、生食や肉団子をあげるようになって毛葺きが凄く良くなった、と。
また、遊び食いをする子だったのがちゃんと間食するようになったとのことでした。

こういうお声を頂くと、「ああ、頑張って作った甲斐があった!」と嬉しくなります。

毛や皮膚は、良質な蛋白質を摂ることとと、脂質を不足させないことが大切です。
蛋白質については容易に想像できると思いますが、脂質が不足すると皮膚や毛は目に見えて状態が悪くなります。

また、大変酸化しやすい物質である不飽和脂肪酸は、ドライフードの成分表示に例え記載されていたとしても開封と同時にすぐに酸化していきますので、効果は殆どないものと考えてください。

酸化を止める為にBHAなどの酸化防止剤を使用しているメーカーも多いですが、とんでもないですね。
不飽和脂肪酸を摂取するために癌のリスクを愛犬に負わせるですと・・・?
そんなことをしなくても、普通に新鮮な肉や魚を食べさせたら良いだけですので、難しく考えず自然な食事を与えてあげてください。


ところで、当店では生食の導入をお勧めしていますが、一点だけ気を付けて頂きたい事があります。
生肉を食べさせるときは、必ず「人間が刺身やタタキで食べられる品質のもの」だけにして下さい。

犬は消化液が強いから大丈夫、という方も居られますが、大丈夫ではないので気を付けてくださいね。
特にジビエ系の生肉は肝炎ウイルスや寄生虫など、本当に危険なものが多いのです。
犬はE型肝炎にならないと言われますが、肝炎にならないだけで肝炎ウイルスに感染することは確認されていますので、キャリア化した犬と飼い主との唾液などの接触から人間に感染する可能性だってあります。
人間が感染した場合急性肝炎を起こし、最悪死に至ります。

「ペット用」として加工された肉や、加熱用肉は絶対に生で与えないよう、ご注意願います。

人間向けの食肉加工場であっても、ペット用に販売するとなると青バケツに放り込んで生産ラインが1サイクル終わるまで放置なんてこと、普通です。
如何に良いことを書かれていても、「ペット用」として処理された肉は信用しないのが安全です。


当店の生食(鴨刺し、馬刺し)については完全に「人間向け生・タタキ用」ですので、ご安心ください。
また、肉団子等の加熱食品についてもペット用肉ではなく人間用の食肉です。
品質の確認は、試食部隊(私と私の犬舎の犬達)が確実に実施しています。


写真は先日我が家に加わった新しい家族、ニコルちゃんです。
頭も良いし、可愛い子!